-本学会のホームページをご覧になられた方へ-

人間-生活環境系学会へのお誘い

はじめに

 本学会の設立の経緯及び設立の主旨に関する詳細は,本学会のホームページの「学会のご案内」を御一読下さい。 本学会は1967年に設立され,既に37年の歴史があります。一般の方には「学会」という名前から厳めしい印象を受ける方が多いでしょうが, シンポジウムを主体に活動してきた学会で,2003年末に「人間生活環境系会議」から名称を変更しました。 ご存じの方もおられるでしょうが,「シンポジウム」とはギリシャ語の「飲み会」の意味です。 いまでも有志が集まり,科学情報を交換し合う楽しい場を提供しております。

現在の学会の活動

 現在の学会の活動を簡単にご説明いたします。まずは,学会の命であります学会誌ですが, 和文誌と英文誌をそれぞれ年2回発行しており,会員及び非会員の方々の研究成果を掲載しております。 英文誌に関しましては,過去の掲載号の内容が文献検察エンジンで検索でき,無料で本文をコピーできるようになっております。 詳しくはホームページの機関誌を御参照下さい。また,現在,6つの委員会が立ち上がっており, どれも現在の我々の生活に密着したテーマを取り上げております。環境ユニバーサルデザイン委員会や子供の生活環境研究員会は最近発足した委員会で, 広く委員を募っております。ご興味のある方は,本学会のホームページの各委員会の詳細を御一読下さい。

 2003年12月にアジア地域との連帯をより深めるために,韓国生活環境系学会と協力協定を締結致しました。従いまして, 会員の皆様には,本学会が毎年1回開催するシンポジウムに加え,韓国生活環境系学会が開催する年次大会にも積極的に参加して頂きたいと思っております。 韓国生活環境系学会が開催する年次大会の情報も本学会のホームページに適宜掲載致します。さらに, 2005年9月に東京で第3回のICHES2005を開催すべく準備を進めております。本学会が幹事学会を務めますので,会員の皆様には, 是非とも参加して頂きたいと思っております。第3回ICHES2005に関する詳細も,本学会のホームページとリンクしていますので, 是非御一読下さい。

おわりに

 当学会は,会員数が少ない学会のひとつですが,ご紹介しましたように,現在では和文誌・英文誌を発行するまでに至っております。 また,韓国生活環境系学会と提携し,日韓の研究者の交流を図っており,2005年には国際会議ICHES2005を企画しております。決して, 小さな学会であることの不自由さを感じさせない学会であります。もちろん,会員の皆様のボランテイア活動がこの様な活発な学会活動を可能にしております。 どうか,人間とそれを取り巻く環境の諸問題にご関心のある方々や現に携わっておられる方々にもご入会頂き, 積極的に本学会の活動に参加して頂くことを切に希望しております。

平成16年4月2日
人間-生活環境系学会会長

垣鍔 直